教室の風景

パティシエを目指す上で専門学校という道を選ぶことについて

グローバル化が進み、最近では、パティシエ養成学校に人気が集まっています。日本では最近まで、パティシエと言う職業の名前は浸透していませんでした。

本格的なフランス菓子などを製造する技術を持つ人も日本では非常に少なく、一般の日本人向けの洋菓子が販売される傾向がありました。ですが、日本の中でもフランスなどの名誉あるコンクールで優勝するだけの能力があるパティシエが多くなってきたこともあり、世界的に見ても日本のパティスリーが非常に評価されている事実もあります。

パティシエになる為には、かなりの年数の修行をしなければなりませんし、この修行もそうとう早い段階から行った方が良いとも言えるでしょう。

パティシエになる為に必要な道は二つあります。洋菓子店やホテル、飲食店などに勤務しつつ、見習い人として勤め始める方法以外には、一から学べる専門学校へ行くという方法があります。ただ、独立して店の経営に携わるような場合には、国家資格の製菓衛生師などの資格が要ります。

この資格を習得するには、指定された製菓衛生師養成施設内で一年以上学んだ者か、中学校を卒業し二年間以上実務を経験した者にのみ、受験資格が与えられるというわけなのです。この事から、ほんの少しでも早く専門学校等で学んだ方が、パティシエになるための道が非常に簡略化されるとも言えます。

パティシエになるべく専門学校等で学ぶ期間は、通常二年ほどです。

学費に関してはその専門学校によって異なりますが、一年間におよそ150万円程度はかかると見ておくと良いでしょう。学費に関しては、たいていの専門学校が分割制度を導入していますし、奨学金制度や給付金制度などもあるので、事前にこれらの制度を利用できるかなども入学する前に十分に調べておく事です。

幼少期からの幼児教育に注目が集まっています

パティシエになる為の専門学校を選ぶ場合には、多くの専門学校の資料請求などをしてみるのも良いですし、体験入学や入学説明会を実施するところもあるので、これらを有効に活用し、自分に合っている専門学校をじっくりと選んでいくことが大切です。