節約の一つとして、レンタルがありますが、レンタルサービスというと、何を思い浮かべるでしょうか。現代の日本においては、CDやDVD、またレンタカーというところがポピュラーでしょうか。しかし、これ以外にもレンタル品は、とても多く存在します。
そして、レンタルと商形態は違いますが、リースというサービスも利用できます。ちなみにレンタルとリースが、どう違うかはっきりお分かりでしょうか。リースに関しては、購入とは別で、期間を決定してリース期間を定めて契約します。
いわば、割賦購入と同様になります。固定資産にあがりませんので、企業でサービスを利用する場合には、かなりコスト面が有利になります。
しかし、この定められたリース期間が終わってしまえば、一定金額などで買い取ることになります。この買取期間に至るまでは、資産とはならず、税金もかかりません。レンタルサービスはリースとは異なって、僅かな期間借りる事になります。
分かりやすく言うなら、DVDやCDを3日間借りるというサービスをいうわけです。
では、このレンタルについて少し詳しく触れます。レンタル業には、個人向けと企業向けが存在します。個人に向けたレンタル業は、前述のCDやDVDに加え、レンタカーや家電や家具、数回しか使わない衣裳や道具、高価で専門的な機材、マッサージイスなどもあります。逆に企業向けレンタル業は、飲食店向けにおしぼりの貸しサービスなどもあり、25回程の再利用が前提とされています。
また、企業の展示会やプレゼン用の映像機器、音響機器、照明機器も用意されています。また、近頃では、ロボットの法人向けレンタル市場も拡大しています。現在、国内の会社向けレンタル市場については、建設機械レンタルが5割から6割に及びます。
こうして、代金を受け取って商品を一定期間貸し出すことをレンタルと呼び、言い換えると賃貸とも言います。個人向けが一般的ですが、レンタルサービスには企業向けもリースと同様、商業形態としてポピュラーなものになっています。